千葉県訪問看護ステーション協会について

協会の理念

訪問看護ステーションの経営、サービスの質の確保・向上を図ることにより、訪問看護事業の健全な発展を推進し、県民の健康福祉向上に努める。

協会の目的

会員相互で訪問看護に関する情報交換を行い、一つの事業所では抱えきれない問題を地域の皆で共有し、よりよい経営・よりよい看護に結びつけていくこと。

会長あいさつ

千葉県訪問看護ステーション協会
会長 山﨑潤子

令和2年の定期総会にて、一般社団法人千葉県訪問看護ステーション協会の会長に就任いたしました。
平成6年に任意団体として設立された「千葉県訪問看護ステーション連絡協議会」は、
平成29年に「一般社団法人千葉県訪問看護ステーション協会」として新たに生まれ変わりました。
訪問看護の制度が始まったばかりの頃の先駆者の方々が紡いできた連絡協議会・協会の歴史の重みをしっかりと受け止めながら、令和の時代の新しい協会を作っていければと考えております。
引き続きのご指導ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。

当協会は、平成6年に6つの訪問看護ステーションから始まりましたが、現在は県内で250を超える訪問看護ステーションが会員として活動しています。
2025年問題に象徴される高齢社会、在院日数の短縮に伴う医療依存度の高い在宅療養者の増加、障害者や小児も含めた地域包括ケアシステムの構築など、在宅療養を取り巻く現状が変化してきており、訪問看護が果たす役割も大きなものとなっています。
また、家族構造の変化などから、高齢夫婦世帯・単独世帯の増加もあり、医療と生活をつなぐ訪問看護の視点の重要性がますます高まっています。

その一方で、訪問看護師の不足や訪問看護ステーションの経営・運営の困難さから休止・廃止する訪問看護ステーションも少なくありません。
一人でも多くの在宅療養者へ訪問看護を提供するために、解決しなければならない課題も多くあります。

また今年は過去に類を見ない新型コロナウイルス感染症の流行という危機にも見舞われました。
防護資材が少ない中、在宅療養者の生命を守り、自らの生命も守るという課題に、訪問看護師ならではの専門的知識と柔軟な発想力で、何とか乗り越えようとしています。
協会としても訪問看護師を守り、ひいては在宅療養者・県民を守るための努力を続けていきたいと考えているところです。

千葉県の訪問看護師の職能団体として、行政や地域、他職種からの要請にもお応えできるよう、当協会の役員一同力を合わせて、活動してまいりたいと考えております。
今後とも皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。

団体概要

団体名一般社団法人 千葉県訪問看護ステーション協会
会長山崎潤子
住所〒264-0026
千葉市若葉区西都賀1-5-5サンパレス105号
TEL070-4106-8738(平日9-17時)
FAX03-6682-4171